島根中央信用金庫

心 ふれあい 親・近・感

ホーム
金融機関コード 1712
ホーム
文字サイズ
小中大

理事長あいさつ

 平素より、島根中央信用金庫に対しまして、格別のご愛顧を賜り厚くお礼申しあげます。

 2024年度の我が国経済は、堅調な設備投資や個人消費の持ち直しを背景に緩やかな回復が続き、企業収益が高水準で推移するなか、春闘賃上げ率が33年ぶりに5%台を記録するなど、経済の好循環に向けて推移しました。日経平均株価は、2024年3月に初の4万円台乗せを果たした後、8月には史上最大の上げ幅と下げ幅を記録するなど大きな動きもありましたが、年間を通しては3万円台後半での堅調な推移となりました。

 当金庫を取り巻く金融環境は、日銀が17年ぶりに利上げに踏み切ったことで5月には長期国債利回りが11年ぶりに1%に到達し、その後、年度末近くには再利上げを織り込む形で1%台半ばに上昇し、長きにわたった低金利時代が終焉し「金利のある世界」が再来しました。

 このような経営環境ではありましたが、当金庫は地域に根差した金融機関として、「収益性基盤の強化」、「健全性基盤の強化」、「人財の育成」を骨子とする第6次中期経営計画に基づき、直客利便性の向上や地域の活性化に資するべく、6月に江津支店をJR江津駅の隣接地に新築移転オープンしました。また、県内事業者の販路拡大や県産品のPRを目的に、11月に島根県と県内3信金の合同で「島根県内3信用金庫ビジネスフェア・島根県産品展示商談会2024」を開催しました。

 また、当金庫では積極的な若手採用、人材育成、働きやすい職場づくりに努め、厚生労慟省の「ユースエール認定」(2年連続)、「えるぼし(2つ星)」を取得、経済産業省の「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に2年連続認定、島根県の「こっころカンパニー」、「しまね女性の応援企業」、「しまねイクボスネットワーク」、出雲市の「出雲市イクボス宣言企業」に認定・登録されました。

 これらの取り組みを地域の皆様にご理解いただいたことで、当金庫の預金積金の期末残高は、2,938億円と12期連続で増加し、貸出金も1,736億円に伸長した結果、売上高に当たる経常収益は79億34百万円、金融機関として最も中核的な利益を表わすコア業務純益(投資信託解約損益除く)は13億28百万円、当期純利益は9億21百万円となり、増収増益となりました。これを受け、剰余金処分において配当を0.3%引き上げ、1.5%から1.8%とすることとしました。

 これもひとえに地域の皆様方の温かいご支援の賜物であり、役職員一同心より感謝申しあげます。

 2025年度は第7次中期経営計画の初年度であり、引き続き、お客様の利便性向上、更なる業務の効率化や収益力の強化を図り、地元の預金を地元の方々への融資で還元していく持続可能なビジネスモデルの強化に努めてまいりますので、変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2025年8月
理事長 福間 均

  • e-Tax
  • 日本フルハップ
  • キャッシュカード等を紛失された方へ
  • Phish Wall
  • 法定相続情報証明制度